あんぱんち

実家に行くと寝起きの母が半目であんぱんをむさぼっていました。
ついに心労がたたって気がふれたかと思い『お母さん!』と現実に呼び戻しましたところ、本当に、本当に迷惑そうな顔で「食べないと目が覚めないんだよ!」と返されました。
あー心配して損した。
こんにちはッ管理人のあいです。
こんな母ですがワタクシ、思い当たるフシがあるのでぞっとしました。
皆さんは覚えておられますか?
【寝起き早食い選手権】のことを。
『アーミーたるもの、寝起きで好物ぐらい食べれなくてどうする!』という信念のもとにワタクシが勝手に決めた朝の恒例行事のことですが、その根源がここに。
しかも母は覚醒してない状態で好きでもないあんぱんをただ目覚めるために食べるのです。
あんぱんが可哀想だよッ?
あんぱんだってきっと「おいしい♪」とか言って食べてもらいたいに決まってます。
ジャムおじさんのことを思うとワタクシは涙が止まりませんでした。
うそです。
どちらかというとこのサイボーグの娘であることに涙を禁じえません。