ハルク級

午前０時最寄りのローソンで携帯代を支払うと同時に父にのろしの準備をやめさせ、ＳＯＳの看板も取り下げる。
『ギリでセーフだな。』と呟いたのを店員に聞かれ
「ギリでアウトですよ？」と痛い一言を。
最近の若者は年寄りをいたわる気持ちがないのかね？
こんにちはッ。管理人のあいです。
先日こんな事がありました。
「ハルク見たいよね〜。」
『ＨＵＬＫ？ああ、見たいっちゃー見たいかな。あんた興味あった？』
「うんッ。アキラも見たいって！」
『へぇ〜あの人がねぇ〜。ま、アクションだしね。』
「え？アレ、アクション？」
『だと思うよ？ＳＦなのか知らないけど。』
「ＳＦぅ？ふーん。」
『でも何で急に見たいんだろうね？』
「好きらしいよ？監督。」
ええ。
頭の良い皆さんならもうお分かりね？
『ハウルとＨＵＬＫの区別も出来ないヤツは帰れーー！！』
ってゆーか何気に会話成立してた自分が悲しいッ。
父さん情けなくて涙出てくらぁッ。
泣きながら飛び出すと外は土砂降りの雨でした。
街灯ひとつない真夜中の山道、夢中で車を走らせていたワタクシは確かに見たんです。
目の前をスーッと横切った小さな白い影。
あれは、確かにトトロのちっちゃい方でした。